導入の背景

本物件は水道管(給水管)継手部分の異種金属接合部における赤錆閉塞が進んでいたため、築14年の時に配管更生装置「NMRパイプテクター」を設置しました。
2部屋の水道管(給水管)で赤錆閉塞率を測定した所、設置前は36.5%と50.6%でしたが、設置12ヶ月後にそれぞれ30.4%と43.0%へと16.7%減少、15.0%減少しました。
設置10年後の追跡調査でも赤錆閉塞率は24.6%、36.8%と、設置前と比較して32.6%減少、27.3%減少し、赤錆の体積が1/10の黒錆化に伴う体積収縮で閉塞が減少し、赤錆の黒錆化による配管更生が立証されました。
この結果、水道管(給水管)は建物寿命まで延命されることが立証されました。
導入概要
所在地 | 福岡県福岡市 |
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建物概要 | 設置時築14年、12階建、48戸、マンション |
給水方式 | 高架水槽方式 |
設置日 | 2004年7月21日 |
設置配管/設置数 | 高架水槽二次側給水配管(VLP管 80mm)/PT-75DS×2台 |
内視鏡による効果検証
「内視鏡」で水道管(給水管)の赤錆閉塞状態を撮影し、専用の機材にて赤錆閉塞率を計測して効果を測定します。
検証A部屋
設置前 | 設置1年後 | 設置5年後 | 設置10年後 | 閉塞改善率 |
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![]() 36.5% | ![]() 30.4% | ![]() 28.0% | ![]() 24.6% | 32.6% |
検証B部屋
設置前 | 設置1年後 | 設置5年後 | 設置10年後 | 閉塞改善率 |
---|---|---|---|---|
![]() 50.6% | ![]() 43.0% | ![]() 39.9% | ![]() 36.8% | 27.3% |