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A.残念ながらインターネット上で、NMRパイプテクターを誤った情報を基に誹謗中傷している内容が多いようです。各ネット上での誤った見解に対して正しく回答いたします。
ネット上での誤った見解:外部電源なくして電磁波は発生しない。
<正しい回答>
物理学の常識として「シュテファン=ボルツマンの法則」があります。すべての物質は-273℃以上であれば(273+室温)の4乗に比例した強さの電磁波を発生するというもので、特に強い電磁波を発生する備長炭やセラミックスは有名です。NMRパイプテクターは、金属の種類は異なりますがセラミックスと同様の方法でつくられた物質を使用しています。
ネット上での誤った見解:電磁波は金属を通過しない。
<正しい回答>
金属を通過する電磁波は波長が短いX線以外に極超長波(ELF)も金属を通過する波長として知られています。米軍が70Hz台の波長を潜水艦との通信に使用している他、鉱山関係者が地下深い場所との通信に昔から使用しています。NMRパイプテクターはELFの波長帯を使用しています。
ネット上での誤った見解:エントロピーは常に増大を続ける。
<正しい回答>
閉鎖系でのエントロピーは増大を続けますが開放系では減少します。NMRパイプテクターは配管に設置しますので開放系として使用しています。
ネット上での誤った見解:熱力学の第2法則に違反している。
<正しい回答>
熱力学の第2法則は「熱は温度が高いところから低いところへ移動する」というもので、NMRパイプテクターとは一切関係ありません。
A.厚生労働省では水質基準値として「鉄及びその化合物の量は0.3mg/L以下」と定めています。
これにはWHOの評価(毒性評価や利水障害)が参考にされています。
この定義として、毒性評価をWHO(1996)では、以下のように評価されています。
"鉄はヒトの栄養において必要要素である。鉄の最低1日必要量は年齢・性別・生理状態・鉄の生理学的利用能に依存し、概ね 10~50 mg/day の範囲である。 体内での過剰の鉄蓄積を防ぐために、JECFA は暫定最大耐用一日摂取量(PMTDI)を 1983 年に 0.8 mg/kg/day (WHO, 1983)とし、 カラーリング剤として使用される酸化鉄、または、妊娠・授乳期の特定の臨床的必要量摂取のための鉄のサプリメントを除く、全ての源からの鉄に適用する。 PMTDI への飲料水の寄与率を 10%とすると、健康に危険のない値は約 2 mg/L となる。 飲料水の味と外観は通常このレベル以下で影響を受けるが、鉄の濃度 1~3 mg/L は無酸素の井戸水を飲む人に受け入れられるだろう。 鉄の指針値は提案されていない。"
水道水中の鉄分が0.3mg/l以上の場合、それはほとんど配管内の赤錆が水中に溶けて出たものです。 鉄分の過剰摂取は嘔吐、下痢、腹痛、肝不全などを起こします。
関連外部リンク
A.赤錆と黒錆は全く異なる性質を持ちます。
赤錆は水に溶けるため「赤水」の原因となり、さらに鉄をボロボロに腐食していく性質を持ちます。
赤錆は配管内の腐食を進行し続け、配管内を詰まらせる「赤錆閉塞」も引き起こすため、赤錆は配管にとって厄介なものです。 また水中に溶出するため、鉄中毒などの人体への害を引き起こします。
それとは反対に、黒錆は水に溶けることがありません。また、黒錆の体積は赤錆の10分の1であるため、 赤錆を黒錆に変化させることで赤錆閉塞を縮小改善し、腐食進行を停止することができます。
さらに黒錆は強固な性質を保つため、鉄を守るコーティングの役割を果たします。黒錆により配管内をより強化していくことができます。
南部鉄瓶などが黒錆を鉄のコーティングに活用した例です。
A.NMRパイプテクターは水の自由電子(水和電子)を利用した電気防食技術です。
NMRパイプテクターは水の自由電子(水和電子)を利用して、赤錆を黒錆に還元できる装置です。
NMRパイプテクターに内蔵されている物質が発生する特定電磁波で、水中の水素核の共鳴を起こし、クラスター(凝集体)を小さくします。 水の自由電子(水和電子)をクラスターの内部から外部に移動させ、水の運動エネルギーで水和電子を剥離放電させるので外部からの電源供給が必要ありません。
NMRパイプテクターのしくみに関しては、以下詳細ページをご覧ください。
A.NMRパイプテクターは磁気装置、磁気活水器ではありません。
NMRパイプテクターは水の自由電子(水和電子)を利用して赤錆を黒錆に還元できる装置です。
NMR工法の特許登録内容や、学会で発表している研究論文内ではNMRパイプテクターの構造部分として 一部、磁力の記載がありますが、NMRパイプテクターは鉄管の外側に設置するため、配管内に磁気は作用しません。
NMRパイプテクターから発する特定の電磁波による作用で防錆効果を出します。以下詳細ページをご覧ください。
A.水中の自由電子(水和電子)により赤錆を黒錆に還元します
NMRパイプテクターは水中の自由電子(水和電子)を利用して、赤錆を黒錆に変化させることができます。
詳しい製品のしくみについてはこちらをご確認ください。
A.全くありません。人体には無害です。
NMRパイプテクターは人体に無害で安全です。
NMRパイプテクターが利用しているNMR現象は、病院のMRIにも使用されています。
また、NMRパイプテクターが発生する電磁波は非常に弱いものであり、ペースメーカーを使用されている方にも全く影響はありません。
そのため多くの病院内の配管にもNMRパイプテクターが導入されています。ご安心ください。
なお、NMRパイプテクターの電磁波の安全性については、財団法人化学物質評価研究機構の試験検査が行われています。
NMRパイプテクターから放射線は発生しておらず、磁束密度は薬事法で規定されている磁気治療機の2000ガウスを超えないため人体への影響がないと考えられることが報告書に記載されています。
A.NMRパイプテクターの設置前と設置後に検証を行い、それぞれの値を比較します。
<空調冷温水配管のように配管内の水が循環している場合>
・循環している水中の鉄分値を測定し、それが大幅に減少することで効果検証(第三者機関により測定)
・抜管した配管内の赤錆中の黒錆量が大幅に増加することで効果検証(第三者機関により測定)
<給水配管のように配管内の水が一過性で流れる場合>
蛇口にフィルターをつけ、フィルターに付着する赤錆量が大幅に減少することで効果検証(第三者機関により測定)
配管系手部の赤錆閉塞を内視鏡で測定し、赤錆の進行が停止することで効果検証
A.第三者による効果検証をしています。
2001年7月25日、北海道札幌市にある「旧:北海道立工業試験所(現:北海道立総合研究機構)」にて北海道大学の勇田名誉教授監修の元、 NMRパイプテクターの試験設置を行い効果が検証されています。
元々、給水配管内の水中の鉄イオン値は約0.7mg/lと水質基準値の0.3mg/lを大幅に上回り、赤錆の進行がかなり進んでいました。 しかし、NMRパイプテクター設置1ヶ月後、2ヶ月後、4ヶ月後にそれぞれ再度水質検査を行うと徐々に水中の鉄イオン値は減少しました。 設置4ヶ月後の水質検査では鉄イオン値は約0.2mg/lと正常な水に改善されました。
この検証内容は2003年3月25日に発行された専門紙「マンション管理新聞」でも紹介されました。
また、水中の赤錆による鉄分値測定、フィルターに付着した赤錆量の測定、および赤錆中の黒錆量の測定はすべて第三者機関で実施しています。
A.ランニングコストは一切必要ありません。
NMRパイプテクターは メンテナンスやランニングコストが一切不要です。
消耗する部品や薬剤などの使用はなく、電源も必要ないため電気代がかかりません。
製品自体のメンテンス作業も必要ありません。
A.既に存在する緑青の解消はできませんが、鉄と同様に新規の銅の酸化・劣化を防止する効果はあります。
銅管の場合も鉄と同様に酸化するため、NMRパイプテクターにより酸化・劣化を防止することができます。 しかし、既にできてしまった緑青は赤錆が不動態の黒錆に変化するのとは異なり、不動態の物質にすることはできません。
A.既に存在する緑青の解消はできませんが、鉄と同様に新規の銅の酸化・劣化を防止する効果はあります。
銅管の場合も鉄と同様に酸化するため、NMRパイプテクターにより酸化・劣化を防止することができます。 しかし、既にできてしまった緑青は赤錆が不動態の黒錆に変化するのとは異なり、不動態の物質にすることはできません。
A.循環水の場合は1日8時間以上および年6ヶ月以上の使用があれば防錆効果が期待できます。給水・給湯の場合は日常的な水の使用があれば防錆効果が期待できます。
<空調冷温水、工場冷却水などの循環水の場合>
配管内の水を1日8時間以上、年6ヶ月以上稼働していれば防錆効果が期待できます。
<給水、給湯の場合>
例えば、1人の人が毎日入浴をする、台所やトイレを使用をする程度の水の使用があれば防錆効果は期待できます。
A.導入先の環境によりそれぞれ異なります。まずはお問い合わせください。
<循環水の場合>
その系統のもっとも太い配管部に1台設置します。複数系統の場合は複数台設置します。
<給水の場合>
高架水槽、受水槽などのタンクの出口、あるいは圧送ポンプの2次側へ系統ごとに1台ずつ設置します。ただし複数棟は除く。
A.染み出しであれば効果はあります。
配管から水が染み出している程度の軽度の漏水であれば、NMRパイプテクターにより水の染み出しが止まった事例は数多くあります。
しかし、配管に穴が空いているなど重度の漏水の場合は、その部分の管更新が必要となります。 なお、漏水していない配管にNMRパイプテクターを設置すると事前に漏水を防止することが可能です。
A.配管の外部腐食への効果はありません。
NMRパイプテクターは配管内の赤錆防止装置ですので、配管の外部に効果はありません。ご了承ください。
A.カルシウムスケール防止には「ノンスケーラー」の導入をご検討ください。
配管内全体のカルシウムスケール対策に関しては、カルシウムスケール固化・付着防止「ノンスケーラー」の導入をご検討ください。熱交換器に付着するカルシウムスケールに対しても同様に有効です。
A.本当です。当サイトにて事例も複数ご紹介しています。
NMRパイプテクターは管内環境を改善することで、本来20年程である配管寿命(耐用年数)を延命します。
実際の事例として、配管の使用年数が40年以上経過する実績を以下紹介しています。
またこれらの配管は今後建物寿命まで使用できると推測されます。
【NMRパイプテクター導入後の配管使用年数例】※2021年時点
- 東京都府中市「大手DPE工場」の給水配管の使用年数 56年
- 東京都千代田区丸の内「帝劇ビル」の空調冷温水配管の使用年数 55年
- 東京都千代田区丸の内「八重洲口会館ビル」の空調冷温水配管・冷却水配管の使用年数 56年
A.いずれも水に含まれる鉄の量を示す値です。
当社で扱う「全鉄値・鉄イオン値(鉄及びその化合物)・鉄分値」とは、いずれも配管内を流れる水に含まれる鉄の量を示す値です。
「全鉄値」とは、水に溶けている鉄(溶解性鉄)と水中に沈殿した錆(非溶解性鉄)を全て含んだ鉄の総量です。
「鉄イオン値(鉄及びその化合物)」は水に溶けている鉄(溶解性鉄)の量で、錆粒などは値に含まれません。
「鉄分値」はフィルターに捕捉された鉄分の量を測定した値であり、捕捉された鉄分を硝酸で溶解させ鉄分を測定したものです。
A.配管内を断面的にみた際の配管内全体に対して、赤錆が占める割合です。
配管内には経年と共に赤錆が自然と発生してしまいます。
配管内の状態をみるために、当社では内視鏡を使用して配管内を撮影します。
ライニング鋼管では配管の継手部分に赤錆が発生するため、 撮影した継手部分の断面画像をもとに配管継手に対して赤錆及び錆こぶが占める割合「赤錆閉塞率」を専用機器で算出します。
この「赤錆閉塞率」を比較することで検証を行う方法もあります。