導入の背景
本物件は水道管(給水管)継手部分の赤錆閉塞が進んでいたため、築38年の時に配管更生装置「NMRパイプテクター」を設置しました。
設置前の水道管(給水管)継手部の赤錆閉塞率は40.3%でしたが、設置1年後では37.6%へと6.7%減少し、赤錆の体積が1/10の黒錆化に伴う体積収縮で赤錆閉塞が減少しました。
その後、設置10年後の追跡調査でも赤錆閉塞率は31.1%と、設置前と比較して22.8%減少したことが確認されました。
この結果、水道管(給水管)は「NMRパイプテクター」を使用し続ければ建物寿命まで延命されることが立証されました。
導入概要
所在地 | 神奈川県横浜市 |
---|---|
建物概要 | 設置時築38年、5階建32戸、マンション |
給水方式 | 高架水槽方式 |
設置日 | 2011年4月 |
設置配管/設置数 | 高架水槽二次側給水配管(VLP管 80mm)/PT-75DS×1台 |
内視鏡による効果検証
「内視鏡」で水道管(給水管)の赤錆閉塞状態を撮影し、専用の機材にて赤錆閉塞率を計測して効果を測定します。
設置前 | 設置1年後 | 設置5年後 | 設置10年後 | 閉塞改善率 |
---|---|---|---|---|
40.3% | 37.6% | 34.8% | 31.1% | 22.8% |