水道管の赤錆とヌメリを防止して洗浄を不要にします
NMRパイプテクター®は、水道管内の赤サビ劣化問題があるマンション・病院にとって画期的な赤錆防止装置として、大変ご好評を頂いています。その具体的なメリットとしては、マンション・病院などにおける水道管内の新たな赤さび発生を防止し、既存の赤サビを水に溶けない体積1/10で不動態の黒サビに還元することです。また配管の交換を不要にし、水道管の寿命を建物寿命まで延命することです。 また、水道管の外側から設置できるので水と装置が接触しないため、衛生的で大変安心・安全です。配管の外側から設置でき、断水工事が不要となり建物の使用を止めないので、商業施設や病院にも導入事例が多い装置となっています。NMRパイプテクター®の導入費用は水道管の交換工事の1/5～1/10ですので、80～90％程度のコスト削減ができます。そのコスト削減によって生まれた修繕積立金の余裕を上手く活用し、新規にエレベーターを設置した「コスモ梶が谷ル・セーヌ」についてご紹介致します。
NMRパイプテクター®は水道管の赤錆を防止して交換を不要にします
ここでは、マンションで使用されている水道管の材料について紹介します。水道管は一般的に、管と管の継手部に赤サビができます。この赤サビは水に溶け、継続的に鉄を腐食でボロボロに老朽化させていく特徴を持っています。 この赤錆によるヌメリで水質の悪化や、赤水や赤サビ閉塞（赤サビで配管がふさがること）、また漏水や配管接合部のネジ山の脱落など様々な問題を引き起こします。 NMRパイプテクター®は水道管内の赤錆を防止し、水道管内の洗浄を不要にし、配管寿命を建物寿命まで延命するので配管の交換を不要にし、導入施設の維持メンテナンスコストを大幅に削減します。次に、NMRパイプテクター®の次の三つメリットについて、詳しくお話ししていきましょう。
NMRパイプテクター®は水の自由電子を利用して赤サビを体積1/10の固い不動態の黒サビに変えます
NMRパイプテクター®は水の自由電子（水和電子）を利用することで、水道管内の赤サビを黒サビという別の物質に還元します。黒サビは水に溶けず、赤サビと比較すると体積が1/10以下の針状の固い結晶です。南部鉄瓶や中華鍋など、鉄を赤錆から守るコーティング材として黒サビが日本で何百年もの間、使用されているのをご存じでしょうか？ 黒サビは鉄の表面に赤錆の体積が1/10の固い緻密な皮膜を形成し、鉄を腐食性の赤サビから守ることができます。 奈良・平安時代の神社や寺の釘や蝶番にも使用され、千年以上も鉄を赤サビから守っています。NMRパイプテクター®によって水のクラスターの外側に移動した自由電子は、水が流れる運動エネルギーで剥離放電され、その電子で赤サビが水に溶けない黒サビに変化し、赤水を止めることができます。赤錆により水質が悪くなった時に行われていた水道管の配管洗浄は、4～5年毎に繰返し洗浄が必要でしたが、NMRパイプテクター®は赤サビを水に不溶性で体積の小さな黒さびに変化させ水質をキレイにするので、1回設置すれば配管洗浄は不要になり、配管自体を強化しながら赤サビ閉塞を改善できます。
マンションの水道管交換で最大の問題は、その工事中水が使えず1～2週間仮設トイレに毎朝人が並ぶ事です。NMRパイプテクター®はその問題を解決します
NMRパイプテクター®は設置工事の際、断水の必要がありません。通常、水道管交換の際に問題になるのがこの断水です。老朽化した水道管の交換工事がマンションや団地等で実施される場合、1～2週間の工事中、住民の方は仮設トイレに並ぶ必要があります。その問題をNMRパイプテクター®は解決します。デパートなど商業施設や病院などの施設では、断水による施設の運休は不可避となり、大きな損失になります。それらを回避できるNMRパイプテクター®は大きな利益となります。
NMRパイプテクター®は水道管交換費用の1/5～1/10で配管を長期延命
水道管交換費用の1/5～1/10と80％～90％費用を削減
NMRパイプテクター®は、水道管の交換の前に行われる配管更生工事（赤サビ対策として配管の内側を特別な塗料で保護する工事）や配管更新工事（配管を取替える工事）に比べ、費用面で断然お得だということです。一般的に水道管を交換する場合は、マンション1戸あたり60～100万円程度の費用がかかります。NMRパイプテクター®の導入費用は1戸あたり5～10万円となり、配管更新の1/5～1/10すなわち、80～90％程度のコスト削減ができます！ またNMRパイプテクター®は電源を使用しないので、ランニングコストがかかりません。NMRパイプテクター®の最大の長所は、配管寿命を建物寿命まで延命させ、その間メンテナンス費用やランニングコストが一切かからないことです。マンションであれば、給水管用の積立金の約90％が節約できるので、その余剰分を利用して建物の資産価値の向上、例えば外壁塗装や屋上防水に活用や、「コスモ梶が谷ル・セーヌ」のようにエレベーターを新設する事も可能です。また、建替えのための積立金にも使用できます。
NMRパイプテクター®で水道管の交換の積立金を約90％節約した「コスモ梶が谷ル・セーヌ」は、住民の高齢化対策としてエレベーターを新設
神奈川県川崎市高津区にある「コスモ梶が谷ル・セーヌ」は、水道管の赤さび問題を持つマンションの一つでした。 管理組合建築専門委員長であった板谷氏に導入前のお話をお聞きしました。当時の資金計画では水道管（給水管）の更生工事（1戸あたり30万円以上の工事費）を実施すると修繕積立金がゼロになる状況」だったそうです。 同マンションは今年で築35年を迎える7階建て72戸の建物で、斜面に建設されています。そのため玄関へは急勾配の階段が設置されていて、自転車も階段を使って上がらなければなりませんでした。その階段の上り下りのきつさから、入居当初よりエレベーターの設置要望が高かったそうです。 同マンションの長村理事長（当時の建築専門委員）は施設におけるNMRパイプテクター®の導入についてこう述べています。 「NMRパイプテクター®を早めに導入すれば、給水管の更生工事の時期を大幅に延長でき、長期修繕計画が改善され、資金的にも余裕が生まれる。」 実際に同マンションではNMRパイプテクター®の導入によって資金的な余裕が生まれ、NMRパイプテクター®導入と同時に住民の要望が多かったエレベーターの新設を検討に入れたとのことです。 資金的に充分可能と判断され、臨時総会にNMRパイプテクター®の設置とエレベーター新設の議案をセットでかけることができ、承認されNMRパイプテクター®の設置から今年で20年になりました。5年前マンション管理新聞の取材で、NMRパイプテクター®設置10年後に実施された給水管の劣化診断調査で、配管内の赤錆劣化は完全に停止し、配管の延命効果が検証された事が記事になりました。
マンション「コスモ梶が谷ル・セーヌ」
NMRパイプテクター®は業界で唯一マンション向けに赤錆防止効果保証付きの装置です
「コスモ梶が谷ル・セーヌ」は、築15年目の2002年に水道管赤錆防止装置NMRパイプテクター®を設置しました。 実はNMRパイプテクター®設置の前年に専有部技管の抜管調査が行われ、配管の継ぎ手箇所に赤サビ発生が見られたため、近い将来の赤錆劣化防止の対策が迫られていたそうです。そんな時、板谷氏が建築や空調などの学会誌、電車内の広告でNMRパイプテクター®を見つけたそうです。同装置の赤サビ防止理論については、化学の知見がある長村理事長（当時建築専門委員）の賛同意見もあって、導入が決定されたとのことです。 この時の最大の決め手は、効果がなければ装置を外して返金できる「効果保証」と「その後の追跡調査」があったからだそうです。 保障の内容や調査について詳しく知りたい方は是非こちらをお読みください。
NMRパイプテクター®設置10年後の水道管抜管追跡調査で赤錆防止効果を検証
2012年に同マンションで実施されたNMRパイプテクター®設置10年後の専有部給水管技管の抜管サンプルは、黒サビ化も見られるほどキレイなものでした。抜管サンプルはその場で切断、展示する方式が取られました。 抜管された配管内のそのきれいさに、住民の皆さんも驚いたそうです。 「コスモ梶が谷ル・セーヌ」の水道管内赤錆防止装置「NMRパイプテクター®」導入について、長村理事長はこう述べています。「NMRパイプテクター®との出会いがあったから、念願のエレベーター（自転車も載せられる奥行きの広いかごタイプ）が新設できた。さらにマンションの付加価値が増大し、資産価値向上にも大きな効果が得られた」長村理事長は「今後も長期修繕計画を見直しながら、住民の方にとってより快適な住環境を目指したい」とも言われました。
水道管赤錆劣化防止装置「NMRパイプテクター®」導入により「配管洗浄」「配管交換」が不要になる事が立証されました
このようにNMRパイプテクター®の導入は、マンション、病院などの各施設にとって様々なメリットをもたらします。水道管内の洗浄を不要にし、水質保持・改善の効果もさることながら、水道管の老朽化による交換を不要にし、コスト削減面においても多大な貢献を致します。 NMRパイプテクター®にご興味がある方は、ぜひ日本システム企画株式会社までお問い合わせください。