導入の背景
本物件は築50年を経過し、亜鉛めっき鋼管(SGP)を使用しているため赤錆腐食劣化がありました。
NMRパイプテクター設置前は、配管内の水の色は薄茶色に着色しており、水中の全鉄値は11mg/lと赤錆腐食が大変進行していました。
NMRパイプテクター設置1週間後には水の色はほぼ透明となり、水中の全鉄値も0.1mg/l未満と大幅に減少しました。
また設置10ヶ月後にも同様の検証行ったところ、良好な状態を維持していました。
導入概要
所在地 | 東京都中央区 |
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建物概要 | 築50年、地下3階、地上10階建、オフィスピル |
設置日 | 2015年6月、8月 |
設置配管/設置数 | 新館系統冷却塔二次側冷却水(往)配管(SGP管 150mm)/PT-150DS×1台 旧館系統冷却塔二次側冷却水(往)配管(SGP管 150mm)/PT-150DS×1台 冷温水(還)ヘッダー二次側冷温水(還)配管(SGP管 200mm)/PT-200DS×1台 |
採水による効果検証
循環している配管内の水を「採水」し、水中に含まれる鉄分値を計測して効果を測定します。
検体写真と全鉄値(mg/l)
設置前 | 設置1週間後 | 設置2週間後 | 設置10ヶ月後 |
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11 | 0.1未満 | 0.1未満 | 0.1未満 |
※検査機関:公益財団法人 宮城県公害衛生検査センター
ほかの導入事例をみる
熊本赤十字病院へ配管内赤錆防止装置「NMRパイプテクター」の導入事例 – 日本システム企画株式会社 東京支店 (jsp-tokyo.com)
関連リンク
「空調タイムス」2020年1月22日第2807号|新聞・雑誌|メディア掲載|日本システム企画株式会社 (jspkk.co.jp)